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ラムネごっくんごっくん(*´ω`*)♥

ちょっとアレなことを書き溜めていきます。

松岡さんと付き合ったときのこと(前編)

 

全話書き終わってからにしようと思っていたが、

酔っ払った勢いで書きたくなったので書く。

 

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どのコミュニティにも、

一人くらいは「王子」と呼ばれる男の人がいると思う。

 

松岡さんも典型的な「王子」だった。

 

 

私は昔から「王子」と呼ばれるような、

爽やかで、可愛く、気高い男の人には縁のない人生を送っていた。

 

 

どちらかといえばちょこっと三枚目、

くらいの男の人のほうがタイプだったし、

そもそも自分は、一部のマニアには可愛い可愛いといわれるが、

客観的にみて美人な部類では絶対にないと思う。

 

 

入社当時から、”下請けの会社に「王子」がいる”とは噂に聞いていた。

女子社員達が、王子さん王子さんとよく噂していたので、

ふーん、そんな人もいるんだね、くらいに思っていた。

 

 

あるとき、うちの会社が下請けの会社を子会社化することになった。

それに伴って、下請けの会社の社員が一部、うちの会社の社員になった。

 

王子、松岡さんもその一人だった。

 

当時、松岡さんはこのときはまだ下請けの管理職ポジションだったが、

全社総会で挨拶と気合?のスピーチをしていた。

 

松岡さんは、若いとはいえ、結構”偉い人”だったので、

私は、この人とは一生、話す機会もないだろう、と思っていた。

 

「ふーん、噂通り若いし格好良さげな人だなー」

まさか、1年後、松岡さんと付き合うことになるとは、

まっっっったく思っていなかった。

 

 

そのうちに、私に辞令が出た。

新規事業部への異動だった。

 

 

このタイミングで?と思ったが、

うちの会社は営業会社ではないので、営業が出来る人間が基本的に少なく、

全社的に、営業ができる”女”は私ともう一人、別部署の女性くらいで、

50%の確率で、私に白羽の矢が立ったらしい。

 

 

そんなわけで、私は営業ウーマンとして、

新規事業部のメンバーとなった。

 

 

事業部長は、松岡さん。

松岡さん含む、7人の小さなチーム。

 

最初の顔合わせで、松岡さんは

「うーーーっす」とやる気のあるのかないのかわからないような挨拶をしていた。

 

近くで見るとやっぱりイケメンだけど、ヤンキーっぽいし、

なんか怖い人だなぁ・・・というのが第一印象だった。

 

 

とにかく、集められた6人と松岡さんで新規事業を動かしていかなければならない。

やりがいはありそうだ。

 

 

しかし松岡さんは他の事業もあって、とにかく忙しく、

基本的に出張に出ているし、

新規事業部発足後、顔をあわせることはあまりなかった。

 

 

たま~にミーティングに出るときもあるけど、

すっごく細かい質問や、「それ忘れてると思ってましたよ・・」的な掘り返し系の質問を、

ピシピシッとしてくるので、あんまり松岡さんがいるミーティングは、

好きではなかった。怖いもん。w

 

 

一度、私のクライアントの新商品お披露目パーティーの案内がきたとき、

先輩から、

「この商品、松岡さんも好きだと思うから、一応、声かけておいたら?」と言われ、

確かにそうかも、と思い、松岡さんに一緒に行きませんか、と言ってみた。

 

まあ忙しいし、来ないだろう。

そう思っていたら。

 

予想に反し、松岡さんはノリノリだった。

 

「行く行く~。らむちゃんサンキュー。」

 

なんか調子狂う。

 

当日、夜8時ごろ、六本木で松岡さんと待ち合わせたのだが、

彼はすでにどこかで一杯ひっかけてきたらしく、ちょっと酔っており、

相変わらず怖い人だなあ、、と思った。

 

松岡さんは本当に単純に、その商品のファンだった。

 

パーティー自体は芸能人が来るでもなく、

フルーツが美味しかったくらいで、思ったよりもショボかったが、

「いやー楽しかったわー来てよかったー」と、

おみやげを抱えた松岡さんは満足気だった。

 

この人、バカなのか、良い人なのか、よくわからない。

でも、怖そうに見えるけど、根は可愛い人なのかも・・・?

それが「王子」と呼ばれる所以・・・?と思ったのが、

このときだった。

 

 

続く。